トップページ > 学会講座 > 「講座・現代社会保障法学の論点」
日本社会保障法学会は、これまで2001年及び2012年の2回にわたり学会講座を刊行してきたが、前回の学会講座刊行からも10年余り経過しました。
学会創設40周年(2022年)を契機として、今後の日本社会保障制度の在り方を改めて問い直すべく、3回目となる学会講座を刊行することにしました。
本講座が、これからの日本の社会保障の在り方を真摯に模索し追求する全ての人々にとっての道標となれば幸いです。
講座・現代社会保障法学の論点〔上巻〕
憲法や行政・生活保障等を視点に置き、密接な諸学との学際的協働の可能性を探りつつ、学会活動の現在の到達点を示す。
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目次
第1章 社会保障法の目的・理念と体系 | 菊池 馨実 |
第2章 社会保障法と憲法 | 丸谷 浩介 |
第3章 社会保障制度の設計主体と実施主体 | 太田 匡彦 |
第4章 生活保障における公私の役割 | 笠木 映里 |
第5章 社会保障の権利 | 山下 慎一 |
第6章 社会保障の被保障者 | 片桐 由喜 |
第7章 社会保障の保障方式 | 国京 則幸 |
第8章 社会保障の給付 | 中野 妙子 |
第9章 社会保障サービスの提供組織 | 石田 道彦 |
第10章 社会保障の財政 | 嵩 さやか |
第11章 社会保障と行政計画 | 田中 伸至 |
第12章 社会保障における権利擁護・救済 | 西田 和弘 |
第13章 社会保障と情報 | 原田 啓一郎 |
第14章 社会保障法に関連する法領域 | 小西 啓文 |
第15章 社会保障法に隣接する諸学 | 西村 淳 |
講座・現代社会保障法学の論点〔下巻〕
少子化や高齢化、働き方改革、虐待、ジェンダー問題等の現代的社会事象と社会保障法学の関係について、解決の方向性を考える。
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目次
第1章 立法と社会保障 | 新田 秀樹 |
第2章 外国人と社会保障 | 島村 暁代 |
第3章 高齢化と社会保障 | 中益 陽子 |
第4章 少子化と社会保障 | 橋爪 幸代 |
第5章 働き方の変化と社会保障 | 水島 郁子 |
第6章 家族の変容と社会保障 | 倉田 賀世 |
第7章 ジェンダーと社会保障 | 衣笠 葉子 |
第8章 虐待と社会保障 | 福島 豪 |
第9章 地域と社会保障 | 川久保 寛 |
第10章 新たな支援形式と社会保障 | 林 健太郎 |
第11章 貧困の多様化と社会保障 | 嶋田 佳広 |
第12章 障害と社会保障 | 永野 仁美 |
第13章 感染症と社会保障 | 稲森 公嘉 |
第14章 住居保障と社会保障 | 常森 裕介 |
第15章 司法福祉と社会保障 | 中川 純 |